組合活動の最大の目的は、そこではたらく者の雇用の確保、そして賃金を含めた労働条件の維持・向上です。加えて私たちサービス連合は、労使の相互理解と信頼関係の構築が企業の発展の礎となり、より良い職場づくりと働きがいにつながると考えています。添乗員の皆さんの生活の維持・向上のためにはより多くの仲間を増やすことが不可欠ですし、労働組合のない派遣会社に所属されている添乗員の皆さんをお迎えして、サービス連合本部の組織拡大委員会の分科会として「派遣添乗員ネットワーク」を設置しています。
最初の開催は2007年12月となり、以降定期的に開催しています。会合の場で出された意見については、サービス連合でとりまとめたうえ、日本旅行業協会(JATA)や日本添乗サービス協会(TCSA)などの業界団体へ提出しており、これまで「本人手取り時給が1,000円を下回らないようにすること」「打合せ・精算・対客電話について別途日当を支給すること」などを要請してきました。
旅行商品の価値を高め、旅行業界を継続的に発展させるためには、旅行会社とともに欠かせない役割を担う派遣添乗員のみなさんが、魅力ある職業として業務に専念することができる環境を整えることが必要です。サービス連合では、これまでも派遣添乗員のみなさんの労働条件改善のために様々な取り組みを行ってきましたが、各企業に個別に働きかけをするだけでなく、業界全体の取り組みを更に強化していく必要があると考えています。
現在、当連合会加盟の派遣添乗員の労働組合は8組織で、組合員数は、約1300名です。全国では1万名近い派遣添乗員のみなさんが活躍されていることからすると、まだまだ少ない状況です。
派遣添乗員のみなさんの仕事は、それぞれの旅行日程が異なるため、同じ時間・同じ場所に集まって意見交換や議論を行うことは、日常的には難しい状況にあります。この「派遣添乗員ネットワーク」に参加することで、ほかの添乗員のみなさんと交流しませんか? 労働条件だけでなく、業務上の悩みも含め、ざっくばらんにお話を聞かせてください。ご参加お待ちしております 。
<次回開催予定>
日時:2022年 10月頃予定 開催日決定次第ホームページでご案内します
日 時 | 内 容 |
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2022年3月9日 | サービス連合本部会議室を主会場とし、オンライン参加者1名を含め、14名が参加して開催されました。 |
2021年10月12日 | サービス連合本部会議室を主会場とし、オンライン参加者2名を含め、16名が参加して開催されました。 サービス連合活動の意義について確認し、今年度の取り組みについて確認をした。参加者組合の組織拡大の活動取り組み、コロナ禍における添乗業務の状況や課題など加盟組合内の状況を情報交換し各労組加盟組合員のためになる情報共有をおこなった。 |
2021年6月28日 | サービス連合本部会議室を主会場とし、オンライン参加者3名を含め、16名が参加して開催されました。 添乗業務がほとんどなくなっている中、コロナワクチン接種会場対応など添乗以外の業務を少なからず受託している実情や、各組合の組合員のコロナワクチン接種状況(予定)などについて、各社の情報を交換しました。 |
2021年3月24日 | サービス連合本部会議室を主会場とし、オンライン参加者4名を含め、17名が参加して開催されました。 従業員(組合員)が参集すること自体が難しい中、オンラインを活用した労組加入勧誘の取り組みが紹介されたほか、コロナ禍における休業手当や社会保険の取り扱いなどについて、各社の情報を交換しました。 |
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会
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